「さぁ、一線を越えてください!」

さぁ、一線を越えてください!」

みなさんに課せられた課題は難しいことでした。

言葉にしてしまえば簡単なこと。

ですが、知らぬうちに自分にフタをしてしまう。

恥ずかしい。

ふと思いとどまってしまう。

でも、その一線を越えてください!

「怒る」

その中でも「激昂」

皆様の中にもあるのではないでしょうか?ふつふつと湧き上がってきた感情がだんだんと高まり突然抑えきれなくなってしまうことが。

今回はそれを「演技」でする。

その場面を目の当たりにしている人は感じたことがあるかもしれません。ピーンと張り詰めた空気。それを演技で作り出してもらうことが今回の課題でした。

演技で怒ることは出来ても、一線を越えた激昂となると自然と恥ずかしさや、ふと我に返り思いとどまってしまうものです。

一人ひとりが同じシーン、同じセリフを使い「激昂」を表現してもらいました。

やはり演技とはおもしろいものですね。セリフが全く同じにもかかわらず演じ手により声を荒げるところ、トーンを落とすところ、抑揚が全く異なります。

演技にはどれが正しいとかは無い。と言っておりましたが、改めてそうだと感じました。

みなさんがそれぞれ激昂し、声を荒げ普段とは全く異なる口調でセリフを言っておりました。

みなさんの演技に圧倒され、心が痛くなりました。

みなさんの演技に引き込まれてしまいました。

稽古に参加するたびに思うことですが、みなさんの吸収力がスゴイです!

そして今回、映画撮影が延期になることが公式からも発表されました。

多くの方にご迷惑がかかったかと思います。

延期を決断するまでの1週間は様々な意見が飛び交いました。

出来る限りのことのをした上での決断でした。

そのため、気持ちは既に前を向いております。

本当にいいものを提供する。

今回の延期は後退ではなく前進なのではないかと勝手に思っています。

脚本を始め衣装、演技、小道具など円熟したものを皆様に提供できるようにみんな頑張っております。これからも引き続き見守っていただければとても嬉しいです。

さて、最後に渡邉らしかぬことを書いてしまいましたが、これからも映画製作は絶賛続いてまいりますよ!ちょこちょこ書いてはブログを読んでいただいている皆様にワクワクできる情報を提供できるようにしていきたいと思います!

それでは!

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