こんにちわ!
今回は早速マスクの作り方を紹介したいと思います!
前回の次に早速かよ!って声も聞こえてきそうですが…ネタに困っているとかじゃないですからねΣ(・∀・;)
鉄は熱いうちに打て!善は急げって言いますから!…ね!
さて、気を取り直して、Let’s Goー!
まずご準備いただくものですが、
・作りたい型
・FRP
・硬化剤
・強度を増すためのガラスクロス、ガラスマット
です。
あ、シリコン型作成までは別途それぞれ調べてみてくださいね(笑)
決して手抜きじゃないんだからねっ!
これらはホームセンターにて売っていると思うので、皆様買いに行きましょうね!
はい!ご準備出来たら、早速作業始めていきましょう!
1、まず型にFRPを塗ります!
1回目にベースのFRPを塗ります。
FRPには硬化剤を入れると固まるんですよ!
塗る時に口や目、縁など等破損しやすそうな場所は厚めに塗ったりタルクという粉を入れると良いですよ!
固まったら2回目にガラスクロスをFRPで貼っていきます!
ガラスクロスは適度な大きさに切ってお使いください。ただ切ると繊維が舞うので必ずマスク着用で!吸い込むと大変危険ですからね!
3回目にはガラスマットを綿状に解して口や目の部分等に重ね塗りしていきます!
塗り重ねていくと段々厚く頑丈になっていきます!
だた、塗りすぎてしまうとその分重くもなるのでその辺りのバランスが大事ですね!
(過去に塗りすぎてしまい重くて使えないマスクを作ってしまった経験談。)
2,完全に固まったら型から取り出します!
型から取り出すと縁がバリバリなので、バリ取りします!
そのときに使うのがこの機械。石の刃がついていて高速で回転することにより切断します!
切ると粉が舞うので吸い込まないように気をつけてくださいね!
また、油断してると手とか切っちゃうかもしれないので慎重に作業を進めていきましょう!
ほら、キレイに縁のバリ取りが出来ましたね!
また同じ機械を使って目や口も削っていきましょう!
3、あとはひたすら磨きます!
ここまでくれば後はもう少し!
あとはひたすらマスクを磨きましょう!
削ったばかりの所はザラザラしますから、機械を使って磨くと楽ですよ!
また表面はツヤツヤになるまで頑張りましょう!
耐水ペーパーやすりの1,000番台を使うとキレイに仕上がります。
ここからは只々磨くだけなので忍耐力との勝負です!
実はこの作業が一番苦行だったりします!
4、キレイに磨き上げたら塗装です!
はい、ここまで来たら後は一息!表面も縁もツヤッツヤに磨き上げたら後は古川車体工業さんに持っていきましょう!
最終工程はすべておまかせ!
出来上がりは息を呑む美しさですよ!
もし難しい場合はホームセンターや玩具店で売っている塗装スプレーなどを使っても良いかもしれませんね!
5、ダイスマスクの出来上がりー!!
これでダイスマスクの出来上がりです!
あとは皆さんお持ちの黒いスーツ、黒いネクタイを合わせれば…
ほら、ダイスのいっちょ出来上がりです!
あっ、ちなみにサイコロの目の部分はシールなので、各々好きなキャラクターになるようにシールを貼れば大丈夫ですよ!
さて、いかがでしたでしょうか?
ガラスクロスやFRPの粉など人体に悪いものもありますが、ちゃんと対策を怠らければ怖くないですからね!
今回ご紹介しているマスクはショーなどで使われているダイスマスクなので、映画用のマスクはまたデザインが多少異なります!
ダイスの場合は半面なので比較的ラクなのですが、ダルライザーやラゴウの様なフルフェイスタイプだとまた作業工程が増えて、結構大変なのです!
それについてはまた機会があればご紹介したいと思いますが…あるかな…!?
そうだ!フルフェイスタイプはプロデューサーに書いてもらいましょうね(笑)
プロデューサー、よろしくお願いしますーー!
このようにダルライザーは一つ一つ手作りで作っております!
ダルライザーの事務所ではダイスマスクや過去に使用されたショーの小道具など展示されておりますので、お近くにきたときは是非お寄りくださいねー!
それではまたーヽ(`▽´)/